宗教≒インターネット

宗教を考えるときになぜ信仰するのだろうと疑問に思う人は多い。
ほとんどの日本人にとっては身近でなく、無宗教とまではいかないが、禁則事項や毎日礼拝するなどという習慣がないからだと思います。
さらには科学技術が発展した現代では、神の偉業とされていた今まで説明のつかなかった事象、現象が解明され、その結果や真実を信じるほうが多数派になっています。

それでも特に諸外国の方々はなぜここまで宗教を信仰している人が多いのか。
それは一言でいうと「昔々からある当たり前のものだから」
2000年以上も前から存在する当たり前のものがそんな簡単になくなるはずはないのです。
科学技術やITは確かにそれを破壊しているが、当たり前で思考停止や環境に順応できない方々は多く存在し続けます。

インターネットが当たり前になった時代に、インターネットがないことなんてありえない、この数十年だけでも過去のことを想像するのが難しくなっている。

 

宗教も思想を統一させたり、国を作ったり、政治、経済にとってもかなり便利な大発明で、特に多神教から一神教への変化は強烈な分断を生みました。

イスラエル問題でよく宗教の話になりますが、現状はむしろ宗教を理解すれば理解するほど、宗教なんかとはなんにも関係ない、ただの人間の醜い争いにしか私には見えません。

 

詳しい宗教ごとの解説は、信者様のほうが参考になるのでもっとなぜ宗教というものが存在し続けるのか。

心理学でいうと人間には一貫性の法則と心理的惰性「思い込み」があります。
一度、初めてしまったものは間違っているとわかっていてもやめられず、自分の信じた根拠のないことでも、思い込みで楽にいきたいと思ってしまうのです。

神はいるかと聞かれたら「いる」と答える人は多い
しかし、本当に「信じる」人は特に現代社会では多くないのではないでしょうか。
それは答えのない問だから。

でも「おお!神よ!」なんてもう日本ではミュージカルぐらいでしか見られないですよね。
大人が本気でやっていたらもう事案です。保護者に一斉メールが流れます。

 

そんな中、他方の国々では人間の作った人で兵器で亡くなっているのに本気で神の仕業と信じていたりします。
戦時中の日本も。「お国のため!」にと特攻した感じと似ていといえば似ているのですがこれはまさに洗脳といっても過言ではないのでしょうか。

特に、神はいるかと問の答えが「わからない」が正解なのがポイントになってきます。
絶対に解決できない問、証明できない問題だからこそ信じてしまうのです。

 

私自身は宗教について全く否定的ではありません。
むしろ新興宗教以外については無宗教だからこそ理解できるし、肯定的です。

日本人、現代人が宗教を考えるときに
「宗教≒インターネット」
と考えると少しでも理解しやすくなれば幸いです。

 

以下宗教に関する学びの本の紹介です。