禁止ではなく渋谷ハロウィンは物価を100倍に

コロナ禍が開け初めての渋谷ハロウィンをうまく使えないものかの小噺。

東京・渋谷区は「渋谷はハロウィーンイベントの会場ではありません」という広告を出し、条例で路上での飲酒を禁止。
さらに区長が外国特派員協会で会見を開いて、同様のメッセージを海外メディアにアピールするなど、警戒を強めています。

 

禁止、禁止うるせえな。そう言われるとやりたくなっちゃうyo!カリギュラ効果
禁止という文言だけで対策をするよりも効果的で良い方法はないだろうかと考えたとき、安直ではあるが、
「物価を100倍にする」という方法を思いついた。

問題視されている最大の要因としては人が集まりすぎること。
それを解決するには古来からある需要と供給のバランスを保つことではないだろうか。
しかし、日本のデフレの影響で価値を価格に転換するのが恐ろしくなっている今日この頃。
行列のできるラーメン屋さん理論と勝手に命名するが、どんなに行列が出来て忙しくなっても人気がなくなるのを恐れて値上げしないでマンパワーで乗り切る。
薄利多売ではなく、厚利少売にしないのか。
厚利少売という対義語の認知度でもう分かってしまうぐらいやっていない。
もちろん理由はわからなくもない。継続的な商売をする場合に関しては不人気になるのが恐怖でしかないから。
そして残念なことに、商品が一番売れる宣伝文句というのは「一番売れている商品」という矛盾。

 

だが限定的、局地的イベントとなると話が違う。
お祭りを思い出してください。出店で販売されている物の価格はいくらでしょうか。
700円~ぐらいですね。今や1000円ぐらいのものも多くありますが。
誰でも簡単に安価で作れる焼きそば、お好み焼き、たこ焼きなど、決して特別でないものが高価格で売れる。
それはその場の雰囲気と特別感、思い出、様々なものが混じり合って生まれる特需。
夏祭りで一緒に浴衣でりんご飴食べるような、普段見られないおしゃれな姿にドキッとする甘酸っぱい青春。
クソデブスな私にはそんな思い出残念ながらありませんでしたがあった人もいるでしょう!!

物価を極端に上げることで本当に参加したい人たちが集まるイベントになるのではないでしょうか。
むしろ参加会場を作り高い入場料を設けるなど、そのほうが導線もつくりやすくなります。
花火大会の目隠しフェンス、有料シートでもあったように一定の効果はあると思います。
打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?フェンスの隙間から見るか?
これを体験して次回は課金したいという人が増加したようです。

 

また、飲酒を醜悪の根源とするならば、路上飲酒も禁止としてお猿さんたちに見えないようビニールシートでお酒を隠すより
飲みたい人はストロング缶1本2万円で売ればいいのです。
若者は居酒屋に行くよりもコスパがいいからコンビニで購入し路上飲酒をする。
インバウンドは自国では出来ない法律を超えた体験を求めているので高額でも構わないのではないでしょうか。
むしろ年に一回のイベントなのだからそのくらいの覚悟で参加してほしいですね。
コミケのためにお金をためている人もいるでしょう。

 

無銭は荒れる。アイドルのライブでも散々経験しました。
一定数のお猿さんたちはどうしても出てきてしまいますが、物価を上げ格差を見せつけることである程度の抑制にはなるのではないでしょうか。
お店、企業側も補助金などがもらえるらまだ理解がありますが、稼ぎ時に休業せざるを得ない状況なんてあってはなりません。
現時点でもマクドナルドが行ったように、渋谷や立地が良いコンビニ、スーパーに関しては極端に価格を上げても良いではないでしょうか。
経済効果がバレンタインデーを超えたのに盛り下がってしまっては日本経済にとっても良いことではありません。

 

以下オススメの物価に関する本です。